6月29日に東京医療センターで第21回ヨウ素125シード線源永久挿入による前立腺癌密封小線源療法技術講習会が行われました。
当科からは青木教授と田中の2人が参加しました。
講習会では前立腺癌密封小線源療法についての講義、実際の治療の見学、模型でのトレーニング等を1日かけて行いました。他施設での実際の治療を見学する機会はほとんどないので、非常に刺激を受けました。針を刺入する位置や順番、線源配置など、施設ごとの特色が意外と幅広く、今後の当科での小線源療法に活かせる知識が数多く紹介されておりました。
午後は青木教授、田中、当院泌尿器科の橋本先生の3人で、模型を使った密封小線源療法トレーニングコーナーのトレーナーを務めて参りました。沢山の先生方の前で手技を行うことは非常に緊張しましたが、自分自身の勉強にもなり、沢山の貴重なご意見を伺うこともできました。
学んできた知識を日々の診療に還元し、更なるスキルアップを目指したいと思います。
(本文:田中円葵)