2019年3月9日、春を思わせる陽気の土曜日、ワラッセにて青森前立腺癌研究会が開催されました。
タイミングが合わず、当科からの演題申し込みは叶いませんでしたが、青木教授、川口先生、佐藤先生、畑山の4人が放射線治療科から参加しました。
年明け早々、紙面を賑わせた「PSA検診は死亡率低下に寄与しない」の報道ですが、高齢化したまま変わりのない有識者コアメンバーやエビデンスを無視した厚労省の発表である旨を、本学泌尿器科大山教授より報告頂きました。改めてPSA検診は前立腺癌死亡率低下のためには重要な項目であることを再確認できました。
特別講演は、座長の青木教授のもと、南東北がん陽子線治療センターの和田仁先生に講演頂きました。ウルトラマンを用いた放射線の違いの例えが序盤でツボにハマったのを皮切りに、粒子線治療の現状と位置付けを泌尿器癌のみならず分かりやすく講演頂きました。和田先生ありがとうございました。
(文:畑山)