廣瀬勝己先生の論文が Radiotherapy and Oncology に掲載されました。
廣瀬勝己先生の論文、「Boron neutron capture therapy using cyclotron-based epithermal neutron source and borofalan (10B) for recurrent or locally advanced head and neck cancer (JHN002): An open-label phase II trial」が Radiotherapy and Oncology(Impact Factor: 4.856) に掲載されました。
廣瀬勝己先生は2015年より世界初の病院併設ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の立ち上げのため南東北BNCTセンターに赴任しております。2016-2018年にかけて治験を行い、2020年6月より頭頚部がんに対しての保険診療が開始となりました。今回の論文はその治験をまとめたものであります。本当におめでとうございます。
BNCTは廣瀬先生の他、同じく2020年4月に当科より赴任された佐藤まり子先生、センター長の髙井良尋先生(弘前大学放射線科学講座前教授)がその診療を担っており、弘前大学関係者主導で臨床開発されたことは当科のみならず弘前大学の誇りであります。今後もますますBNCTの発展に向けて頑張ってください!!