授業科目名 | 放射線腫瘍学 |
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担当代表教員 | 青木 昌彦 |
シラバス作成者 | 青木 昌彦 |
対象学年 | 4年 |
学期・単位数 | 前期・1単位 |
開講曜日・時限 | 火曜日 / 9・10時限 |
授業の概要
放射線腫瘍学の基礎的事項から治療に至る概説を行う。放射線腫瘍学は解剖学、生理学、病理学、生物学、物理学といった基礎科目と臨床腫瘍学全般の知識を要求される総合的な分野である。内容が高度かつ多岐にわたるので、授業で放射線腫瘍学の全貌と重要事項の概要を把握し、臨床実習で個々の各論を学ぶという4,5年次で一貫した授業計画が特徴である。
開講月日 | 講 義 内 容 ・ 具 体 的 到 達 目 標 等 | 担当教員 | |
1 | 4月10日(火) | (題目:放射線腫瘍学総論) 放射線腫瘍学・放射線治療とはどういうものか? |
青木昌彦 |
2 | 4月17日(火) | (題目:放射線生物学) なぜ放射線で癌が治せるのか? |
廣瀬勝己 |
3 | 4月24日(火) | (題目:放射線物理学・放射線治療法) 放射線物理学の基礎、放射線治療の手順と工夫について |
角谷倫之 |
4 | 5月8日(火) | (題目:高精度放射線治療) 定位照射、強度変調照射、粒子線治療について |
青木昌彦 |
5 | 5月15日(火) | (題目:肺癌・縦隔腫瘍の放射線治療) 進行肺癌の化学放射線治療、 早期肺癌の定位照射などについて |
畑山佳臣 |
6 | 5月22日(火) | (題目:Oncological emergency) Oncoloical emergencyにおける 放射線治療の役割について |
川口英夫 |
7 | 5月29日(火) | (題目:前立腺癌の放射線治療) 前立腺癌の外部照射、小線源療法など |
青木昌彦 |
8 | 6月5日(火) | (題目:脳腫瘍の放射線治療) 脳腫瘍の放射線治療と治療後の認知障害など |
畑山佳臣 |
9 | 6月12日(火) | (題目:頭頸部癌の放射線治療①) 咽頭・喉頭癌等の放射線治療法全般および化学放射線治療 |
川口英夫 |
10 | 6月19日(火) | (題目:頭頸部癌の放射線治療②) ①に引き続き動注療法、強度変調照射法など |
川口英夫 |
11 | 6月26日(火) | (題目:婦人科癌の放射線治療) 子宮頸癌を中心とした婦人科癌の放射線治療について |
青木昌彦 |
12 | 7月3日(火) | (題目:乳癌の放射線治療) 乳房温存療法、進行乳癌に対する術後照射などの理解 |
佐藤まり子 |
13 | 7月10日(火) | (題目:消化器癌放射線治療) 食道癌を中心とする消化器癌の放射線治療全般について |
畑山佳臣 |
14 | 7月17日(火) | (題目:悪性リンパ腫・血液疾患の放射線治療)
血液疾患に対する放射線治療の役割について |
青木昌彦 |
15 | 7月24日(火) | 試験 | |
16 | 7月31日(火) | 予備日 |
教材・教科書
標準放射線医学 医学書院、がん・放射線療法2017 篠原出版、放射線治療計画ガイドライン2016
参考文献
講義時に紹介する
講義時に紹介する
成績評価の方法・採点基準
テストと出席
授業形式・形態および授業方法
PowerPointによる講義と講義資料配付
留意点・予備知識・準備学習(予習・復習)等の内容と分量
近年の放射線治療の進歩はめざましく、教科書では不十分のところもあり、授業で理解を深めること。
オフィスアワー
担当代表教員:青木昌彦 月・火・水・金 15:00以降
その他
講師その他の授業計画が変更になる可能性があります。最初の授業の時に説明します。