大学院紹介

大学院の案内

放射線医学講座で担当する科目は以下の3通りあります。

領 域 教育研究分野 教育研究科目 基礎となる講座
1 器官病態科学 腫瘍科学 腫瘍制御学 放射線医学講座
2 器官病態科学 器官病態情報学 画像情報・生体光学 放射線医学講座
3 分子細胞科学 細胞機能学 細胞分化制御学 放射線医学講座

研究室紹介および研究テーマ

腫瘍制御学(放射線治療学)

癌放射線治療に関する研究。臨床医学、基礎医学、放射線物理、放射線生物などを集めた総合的な分野である。

  • 放射線治療抵抗性癌に対する基礎的臨床的研究
  • 放射線治療の先行予測に関する研究
  • 放射線による正常組織障害の克服

画像情報・生体光学(画像診断学)

各種診断機器をもとに、画像診断法ならびにインターベンション治療に関する研究を行なう。臨床医学、基礎医学、医療工学などを集めた総合的な分野である。

  • 病理を含めた画像診断の研究と臨床的意義
  • 新しい診断技術の開発
  • 三次元から四次元に至る診断法の研究と臨床的意義
  • インターベンション治療の最適化

細胞分化制御学(放射線生物学)

再生医療を含めた放射線による生物学的な研究を行なう。遺伝子、細胞、組織を含めた総合的な放射線生物学を目指す。

  • 再生医学を応用した放射線生物学
  • 放射線による正常組織障害の分子生物学的解明
講義案内

大学院への入学方法

医師国家試験合格者は初期臨床研修を修了したものが受験する。他学部出身者は別途相談に応じる。

学院修了後の進路

臨床を希望する者は、放射線医学の臨床を修練するために放射線科専門医を取得、弘前大学医学部附属病院放射線科ならびに関連病院での臨床修練を行なう。基礎研究者を希望する者は研究を推進すべく他施設を含めたポジションの確保を目指す。